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2010年3月27日

私の読書スタイル(4):理想の読書スタイル「Evernoteで読書ノート」

かなり間が開いてしまいました(連載第三回から実に1ヶ月弱...)。

読書スタイルシリーズ前回のエントリーで、「次回は理想のスタイルを...」なんて言っていましたが、あの時点で「はてどうしようか?」と悩んでいました。

そんな折にリリースされた「Evernoteハンドブック」。この中に答えのきっかけがありました。

Chapter4 ユースケース編の中で堀さん(@mehoriさん)が読書ノートについて述べられています。

読書ノートを作る醍醐味はなんといっても他の誰でもなく、「自分にとって」どんな本だったかを詳細に書くことです。読書はデータを頭にダウンロードすることではなく、かけがえのない一つの体験・経験なのですから、それを記録するときも、自分だけのまとめかたをしたいものです。

Evernote ハンドブック(堀 正岳・佐々木正悟・大橋悦夫)より

奥野宣之さんの読書は1冊のノートにまとめなさいを読んで以来、読書ノートはMOLESKINでユビキタス・キャプチャーの一部として書き込んでいました。

ただMOLESKINに書いてしまうと、ユビキタス・キャプチャーを続けていく中でその読書メモが流れて行ってしまい、後から見返したり書き足りしたりということが難しい状況にありました。
そのため現状は書いてあることを転記してあるに過ぎない、ただの読書メモの域を出ない状態でした。

そういった悩みを解決してくれそうなのがこの「Evernoteで読書ノート」。Evernoteに読書ノートを保存していくことで検索性、閲覧性も向上し、「成長する読書ノート」を作っていくことができそうです。

以下は私が今後実践しようと思っている「Evernoteで読書ノート」のやり方、すなわち理想の読書スタイルです。

1.その本への第一印象を書く。
2.読む。
3.読書メモへの転記。
4.まとめ


1.その本への第一印象を書く。
なぜあなたはその本を手に取ったのか、読んでみようと思ったのか。まずはじめにそのことを読書ノートに書き残しておきます。

何となく面白そうだと思ったから、○○について基本的なことを知りたいと思ったから
など、その本を読む前の想いを書き残しておきます。


2.読む。
付箋貼り、必要によってはメモ。ここは今までとあまり変わらない。


3.MOLESKINへの転記/ノート作り
私の場合はまずMOLESKINへ手書きで転記します。
(Evernoteに直接転記でもいいと思います)

付箋をつけた箇所の前後を転記するというのは変わりませんが、自分の考え、アイデアも書いておきます。

効率を追求するのであればとりあえずメモしたい箇所をカメラで撮ったりスキャナで読み込んだりするという方法がありますが、自分で書かないことにはまず頭に入らない性分なので、一度MOLESKINに転記するという工程を入れることにします。

私自身、自分の手で、字で、書くということというのは効率だとか時間節約ということとは別で考えたいと思っている人間です。
これはまた別の機会に書こうと思っているのですが、ユビキタス・キャプチャーに限らず、筆跡というのはその時の自分自身のバロメーターだと思っているからです。
筆跡とともにその想いを、記憶を書き残しておくことで、よりその時の自分を刻んでおくことができるような気がするのです。

MOLESKINに転記後、それをEvernoteに再転記します。

4.まとめ
3で作った読書ノートを改めて読み返し、「自分にとって」どんな本だったかを追記します。
1で書いた第一印象との比較や、新しい発見、はたまたいい意味/悪い意味での裏切りなど。
また、形になってきた読書ノートとその本を読んだことから、自分が得たもの/得られそうなことを書いていきます。

自分が得られたことの中で以下のようなモノはピックアップしてほかのノートに転記します。これを繰り返していくことで自分の読んだ本たちがいろいろなものと結びついて、より自分の世界を広げていってくれるのではないかと思っています。

  • 実践したいこと→TODOリスト/習慣リスト
  • 至言・名言→名言ノートにコピー
  • 思いついたアイディア→アイディアノートにコピー
  • 参考、引用文献→読みたいモノがあれば本リストに追加

今までは本を読んでその内容をメモするだけで「読んだ!」という充実感(のようなもの)を得ていたに過ぎないと思っています。
せっかく時間を割いて本を読むのですから、その一歩先「この本を読むことが如何に自分自身の人生を豊かにしていってくれるか」というところまでに昇華できればいいなと考えています。

まだこの記事をアップした時点で、上記の方法はまだ実践できていませんが、公開したことでいったん私自身の中でも整理ができた気がしていますので、今読んでいる本から早速実践していきます。

 

2010年3月 2日

私の読書スタイル(3):読んだ後の行動

またまた間が開きましたが「私の読書スタイル」連載第3回です。

  1. 本を手に入れる
  2. 本を読む
  3. 読んだ後の行動

今回は「3.読んだ後の行動」です

次回以降、私が目指したい理想の読書スタイルについて書く予定です。ここまでの3回はあくまでも私の現状認識が目的です。

さて、読了した本にはフィルムふせんのブックマークが沢山貼られている状態になっています。
私の場合、少しでも引っかかったらふせんを貼ってしまうので、読み終わると結構なブックマーク数になっています。

1.ふせん部分の再読
基本的にこの付箋が貼られた箇所の前後を改めて読み返し、「読書メモに書き写すかどうか」を判断していきます。
この処理で実質再読をすることになります。

2.読書メモへの転記
書き写すと判断したものについては原則そのまま文章を読書メモに転記していきます。
(将来何かで引用したい時に備えているつもりです)
もしふせんを貼った箇所が図表だった場合は、それをそのままコピー/スキャンしてメモに貼り付けるか、簡略化して読書メモに転記します。

実際に私が実践できているのはここまでです。たまに転記したメモ部分に自分なりのアイデアや考えをメモすることはありますが、
現状では「本を読んだことそれ自体に満足してしまっている」ことは否めません。

読んだ本から何が学び取れるのか?学び取ったことを自分自身にフィードバックし、自分自身が豊かになっていくには具体的に何をしたらいいのか?

読書の内容をそのレベルにまで落とし込み、かつそれを実践することで初めてその本を読んだ意義というものが生まれてくるのではないかという気がしています。

そういったことも含めて私が考える理想の読書スタイルについてはまた次回連載で書いていきたいと思います。


編集後記
間を空けた割にたいしたことが書けなくて情けない...。

2010年2月21日

私の読書スタイル(2):本を読む

間が開きましたが「私の読書スタイル」連載第2回です。

  1. 本を手に入れる
  2. 本を読む
  3. 読んだ後の行動

今回は「2.本を読む」ですが、たいしたことは書けません。
ご覧の皆さんそれぞれになじみのスタイルがあるでしょうから、今回はどちらかというと自分自身の現状認識/整理のためのエントリーという意味合いが強いです。

私が本を読むフェーズでの行動としては大きく分けて以下の三つです。

1.全体を眺める(前書き、後書き、目次)
2.1回通読
3.自分で納得いかなかったらもう1回通読


1.全体を眺める(前書き、目次、後書き)

読書術系の本などでは定番かもしれませんが、一応やっています。
前書き、目次、後書きを一番最初に読んで、その本の全体感を捕らえるようにしています。
もしこの時点で「あ、この本は自分が求めていた物とは違うな」という違和感を感じたときは、本編を読まずにその本を閉じることもあります。


2.1回通読

全体を眺めた後はいよいよ本編を読んでいくわけですが、「本を読む」ところで私が最も重要だと思っているのがブックマークをつける、ということです。
私がブックマークをつける基準は非常に曖昧です。一言で言えば「読んでいてグッときたところ」とでもなりましょうか。

私がグッとくるのは主に以下のようなものです。

  • 自分が即実践できそうな具体的な事柄
  • MOLESKINに書き写したいくらいの名言、文章
  • この本で言いたいことを凝縮していると思われる部分
  • 本に描かれている図表


私の場合、手に入れた本はほとんどの場合図書館から借りた本です。
そのため、本に書き込んだり、ページに折り目をつけることができません。

なのでブックマークには付せんを使っています。紙製ではなく、フィルム製を使っています。
フィルム付箋の方が耐久性があり、割と繰り返し使えるので重宝しています。
ちなみにいつも使ってるフィルムふせんは↓です。

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とりあえず1回で読み終えることを意識しながら読んでいきます。
グッとくるところがあればその都度フィルム付箋をつけます。

3.自分で納得いかなかったらもう1回通読

1回読み終えて、何となく全体感がつかめなかったり、読んだ気にならなかったり、自分自身納得がいかなかった場合は、
もう一度読みます。

こうして読み終えた本にはフィルム付箋ブックマークがくっついているわけですが、

3.読んだ後の行動

でそれを整理、処理していくことになります。


編集後記
この週末は家族全員が風邪を引きダウン。金曜日あたりにアップしようとしていたこの記事も結局日曜日の夜になってしまいました。

しかしながらLifehacking.jpで開催していたライフハックブログ賞の投票期間が、主催者@mehoriさんの鶴の一声でなんと延長となりました!!現在不具合で投票が再開できる状況にはなっていないようですが、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!


2010年2月12日

私の読書スタイル(1):本を手に入れる

3回に渡り連載した「図書館HACKS」では、図書館をどう活用するか、ということについて書いてみたつもりですが、今回は読書という行為について、私自身の現在の読書スタイルをご紹介しながら私自身の理想のスタイルを提示してみたいと思います。

今回も以下3パートに分けて書いていく予定です。

  1. 本を手に入れる
  2. 本を読む
  3. 読んだ後の行動

今回は
1.本を手に入れる
です。

図書館HACKSでご紹介したとおり、私の本の調達ルートは「図書館から借りる」がメインです。
どのように読みたい本を探す、見つけ出すのかについては、いくつかのルートをもうけています。

その流れを表にまとめてみました。

読む本の入手フロー(Google Docs)

読みたい本探しの主な手段は全部で5つ。

  1. リアル書店チェック
  2. 読んだ本/雑誌に載っていた参考図書/雑誌
  3. 購読ブログでの紹介本
  4. 書評ブログ/Twitterでの情報
  5. 図書館の新刊図書

これらのルートから仕入れたものは一旦Evernoteの「読みたい本リスト」に集約しています。そして定期的にチェックするようにしています。


1.リアル書店チェック
書店に寄る機会があったときには、店内をぐるっと回って片っ端から気になる本をRHODIAに殴り書きします。この時、書名/著者名/出版社をメモすることになりますが、時間もあまりないので正確にメモすることはせず、その本であることを識別できる程度に書き付けています。ある程度のキーワードがそろっていれば図書館サイトの検索(あるいはAmazonなど)で完全な情報は得られますから。

2.読んだ本/雑誌に載っていた参考図書/雑誌
わらしべ長者ではないですが、自分が良いと感じた本の中で出てくる別の本もなるべくストックするようにしています。図書館HACKSでご紹介した「自分の守備範囲外への冒険」がしやすいルートでもあります。

3.購読ブログでの紹介本
RSSでチェックしているLifehack系やサブカルチャー系のブログ、サイトで紹介されている本をリストに加えています。リアル書店チェックと並び、自分の興味関心があるジャンルですので、

4.書評ブログ/Twitterでの情報
あまり頻度は高くないですが、有名な書評ブログやTwitterでフォローしている方のツイートから、読みたい本リストに追加することがあります。このルートも「自分の守備範囲外への冒険」へいざなってくれるパーセンテージは高いです。

5.図書館の新刊図書
「図書館HACKS:番外編」にてご紹介しましたので省略。


上記のルートを経てストックされた読みたい本リストを定期的にチェックし、図の通りふるいにかけていきます。

■図書館に蔵書があるか

まず図書館に在庫があるかを確認します。蔵書があれば予約待ち数を念のため確認、なければ「今すぐ読みたい(読むべき)か」という判断に進みます。

■図書館の予約待ち数
図書館に在庫があっても予約待ち数が多いと、その本が自分の手元に来るのが半年、下手すると一年以上、ということもあります。その本の蔵書数によって予約が回ってくる時間は当然前後しますので、一概には判断できませんが、予約数が数十~数百といった場合には比較的すぐには読めないと考えた方がよさそうです。

*図の中でここの判断を「Wi!」「Non!」にしてしまいましたが、「Wi!」=「予約人数が多すぎて自分に回ってくるまで時間がかかりそう」、「Non!」=「とりあえず予約しておいていつ来てもいい(待てる)」と解釈してください。

■今すぐ読みたい(読むべき)か
旬の情報を取り扱うことの多い雑誌に特に当てはまりますが、もしそれが自分にとって今すぐ読みたい(読むべき)ものであれば、購入を検討します。そこまでに値しないものについては、一旦「スルー」して読みたい本リストには残したままにしておきます(ある程度時間が過ぎて予約が少なくなったりする可能性もあるため)。


ここで、
「別に買う買わないにかかわらずとりあえず予約しておけばいいではないか」
という考えが当然出てきますが、図書館で予約できる本の数には限りがあるため(私の使っている図書館は確か最高20)、予約する本はある程度厳選する必要があります。そのため、上記のようなルール、フローを設定して予約する本をコントロールしています。

*同居のご家族がいる場合、そのご家族の利用者カードを作って、貸出数/予約数を2倍、3倍にしてしまうHACKもあります(私はそのHACKで4倍にしています!)。

このエントリーを書いているうちに「あれ、このフローちょっとおかしい」ということに自分自身気づき始めてしまったのですが、せっかくここまで書いたのでこのまま公開することにします。

週末を迎えてしまうため、パート2以降のアップまで時間が開く可能性が高いですが、まずは「本を手に入れる」までをご紹介しました。

「こういうルートもあるよ」などご意見ご感想ありましたら、コメント欄やTwitterにてコメント頂けると幸いです。


以前のエントリー、図書館HACKSも合わせてどうぞ!

図書館HACKS:前編(メリット)
http://tanakamp.net/blog/2010/02/hacks.html

図書館HACKS:後編(デメリットとまとめ)
http://tanakamp.net/blog/2010/02/hacks-1.html

図書館HACKS:番外編
http://tanakamp.net/blog/2010/02/hacks-2.html


2010年2月 8日

図書館HACKS:番外編

前回、前々回と「図書館HACKS」なるテーマでエントリーを書き、我がブログには珍しいくらいの数のリアクションをいただきました。ありがとうございました。

そんな中で、@kobutako2ko2さんがご自身のブログ「名言コツコツ」にて
あえて、図書館のススメ
というエントリーを書かれたので、「私も実は...」とTwitterでやりとりさせていただいたところ、追加エントリーで我がブログエントリーを引用いただきました。

Lifehacking.jpさん(@mehoriさんブログ)のライフハックブログ賞にもノミネートされている方にこのようなリアクションをいただけるのはとてもうれしいことですし、今後の励みにもなります。
なんか歌で言うところのアンサーソングみたいな感じでとてもうれしかったので、リアンサーソング的エントリーをしてみることにします。

まず@kobutako2ko2さんがあげている図書館利用のメリットを引用させていただきます。

◆図書館利用のメリット◆

1.お金がかからない
2.自分で管理する本が少なくてすむ
3.締め切り(返却期限)がある
4.「ハズレ」本は読まずに気軽に返却できる
5.返却するので、本から学んだことをメモする習慣がみについた
6.勉強している人達からの刺激
7.司書さんはスゴイよ
8.マイナーな良書との出会い

via 名言コツコツ by @kobutako2ko2さん

私の図書館HACKSでは「本を借りる」ということに重きを置いたものになっていますが、
@kobutako2ko2さんは「図書館を利用する」という一回り大きなくくりで言及されています。

6.勉強している人達からの刺激
7.司書さんはスゴイよ

このあたりは本を借りるということではなく、図書館というロケーションで享受できるメリットだといえましょう。

我が家は現在小さい子どもが二人いるので、図書館に長居できるということはなかなかできませんが、受験生・学生時代は
よく図書館に籠もって勉強・レポート作成をしたりしていました。

あの静寂の中で、周りが黙々と本やノートに向かっているという雰囲気はほかではなかなか得られないものです。
(それが逆に眠気を誘ってしまう、ということも時にはありましたが...)

司書さんについては悪く言ってしまうと「人によりけり」なところもありますが、司書さんをうまく「使う」ことで自分が見つけ出したいデータや本への到達距離を短くしてくれることもあるでしょう。

最後にこのエントリーの中で
【図書館の全ての棚から、最低一冊は借りて読む】
というハックがありました。私のエントリーでは

3.自分の守備範囲外への冒険
図書館HACKS:前編(メリット) - Tanakamp的ヒトコト

の部分に該当する物ですが、これは私も実践してみたいと思います。「棚で区切る」という視点はなかったです。ソノハッソウハナカッタワ!

それから、上記ハックのもう一つのアプローチとして、
・図書館の新着図書からピックアップ
を付け加えておきたいと思います。

私が住んでいる埼玉県さいたま市立図書館のサイトでは、新刊図書(図書館に新しく入った本)を掲載しています。

これをあたまからざっとチェックして、少しでも自分のアンテナに引っかかったものはとりあえず予約をしてしまうというものです。
新刊図書というフィルターのみがかかるリストなので、いろいろと新しい発見があったりします。

このエントリーをご覧の皆さんも、ご自身の周りの図書館でご自身なりの図書館HACKSを試されてはいかがでしょうか?


関連記事/ブログ
あえて、図書館のススメ[名言コツコツ]
・もうちょっと、図書館のススメ[名言コツコツ]
・@kobutako2ko2さんのブログ:名言コツコツ


2010年2月 3日

図書館HACKS:後編(デメリットとまとめ)

前編からの続き。


ここ4,5年、二週間に一度はかならず図書館に行くようになった私なりに、図書館メインの読書スタイルのメリット・デメリットを仰々しく「図書館HACKS」と題してまとめてみました。

■メリット
1.コスト削減
2.読書期限の設定
3.自分の守備範囲外への冒険
4.自宅の蔵書量削減

■デメリット
1.自分の側にずっとおいておけない
2.読みたい時に読めない(話題、人気図書)
3.本に書き込みが出来ない
4.本が裁断できない(デジタル読書家にとってはイタいかも)
5.自分の本棚が寂しくなる


前編はメリットについて述べましたので、後編はデメリット、それからまとめをしてみたいと思います。


デメリット1.自分の側にずっとおいておけない
本を読んでいたり、または読書とは別のことをやっているときに、「あの本にこんなことが書いてあったな」と思うことはよくあります。

「あの本」が自分のものであれば本棚なり書斎なり倉庫なりから引っ張り出して参照することが出来ますが、図書館で借りた本ではそうはいきません。

当たり前かもしれませんが特に辞書・百科事典の類については、自分になじみのあるものを最低限購入し手元に置いておくべきでしょう。

それ以外の本に関しては、そのジャンルのバイブル的な本や自分が特に思い入れのある本は購入。そうでなければ、本を借りて読んだときにしっかりと読書メモをとり、容易に参照できる状況を整えておくことで対処できると考えています。


デメリット2.読みたい時に読めない(話題、人気図書)
人気のある本は予約待ち人数が多く、人気小説家の新刊などは1000人待ちを超えることもあります。

ビジネス書についてはそこまでではありませんが、読みたいときに読めないことで、その本の「旬」を逃してしまう可能性はあります。

デメリット3.本に書き込みが出来ない
書き込み派の読書家のかたにとってはこれが一番のデメリットになると思いますが、当然借りているモノですから書き込みは出来ません。本の内容を吸収するにあたって書き込むことが自身にとって一番効果的であるというかたにとっては、図書館メインの読書はおすすめ出来ません。

私はこのスタイルをとってからは、
・読んでいて少しでも引っかかったところがあればフィルムふせんを貼ってブックマークする
・読み終わった後に、ブックマークした箇所(および前後)を再読し、必要であれば文章を書き写す
・(こうしてできた読書メモを見返しながら自分の考え、意見、アイデアを追記していく)←これはまだできていない
という形で対応しています。

ちなみにいつも使ってるフィルムふせんは↓です。

3M ポスト・イット フラッグ 透明見出し・エコノパック 6色混合 4.36×1.0cm 683MH
B000IGOFAW

デメリット4.本が裁断できない(デジタル読書家にとってはイタいかも)
iPhoneや電子書籍リーダーで読書をするスタイルの方にとっては、一番のデメリット。まあ借りてきた本ですからね笑。

これからこういう人は増えてくるのかもしれませんね。電子書籍が主流になったら図書館ってどうなるのだろう...。


デメリット5.自分の本棚が寂しくなる
松岡正剛さんの千夜千冊

丸善・丸の内本店の松丸本舗
を見ていると、「こういう本棚いいなあ」とあこがれを抱く自分がいます。
しかしそれを自宅に構築するには借りてきた本では無理です。仮に借りてきた本で自分の本棚を構成したとしても1人最高10冊、期間2週間の「幻の本棚」に過ぎません。
自分の本棚を充実させ、充足感を得たいかたにはこれまたおすすめ出来ません。

まとめ
ライフハック系記事にありがちなまとめになってしまうかもしれませんが、今回、前回のエントリーの内容から自分自身の環境、やり方にあったものをチョイス、アレンジすることによって、図書館というものが色々な意味で皆さんの人生を豊かにしてくれるはずです。

図書館が充実していない地域もあったり、そもそも図書館が遠いという人もいらっしゃるでしょう。勤務先が自宅とは別の自治体という方は、勤務先に近い図書館の活用も検討してはいかがでしょうか(一般的に図書館はその自治体に在勤の人も利用可能)。

特に図書購入コスト、保管スペースなどは日常生活に割と直接的に影響してくるものです。そういった事情によって読書欲、そして読書によって得られる知識、感動といったものを削られることなく、本とつきあっていける。図書館は活用次第でそんな環境作りに大いに一役買ってくれる可能性を秘めていると思います。

2010年2月 1日

図書館HACKS:前編(メリット)

私は図書館をよく利用します。

私の住んでいる埼玉県さいたま市は図書館が20以上あり、蔵書数も結構あります。
ほかの市立図書館の蔵書もWeb予約で取り寄せることができますし、雑誌も最新刊でなければ借りることが出来ますし、CD/DVDの蔵書数も結構なものです。
なのでここ4,5年はよほど自分の側に置いておきたい本/CD/DVD以外は図書館で借りるスタイルになっています。

私は自他共に認める積ん読家ですが、このスタイルはいい意味でも悪い意味でも私のような人間にフィットしている気がします。

ここ4,5年、二週間に一度はかならず図書館に行くようになった私なりに、
図書館メインの読書スタイルのメリット・デメリットを仰々しく「図書館HACKS」と題してまとめてみました。

■メリット
1.コスト削減
2.読書期限の設定
3.自分の守備範囲外への冒険
4.自宅の蔵書量削減

■デメリット
1.自分の側にずっとおいておけない
2.読みたい時に読めない(話題、人気図書)
3.本に書き込みが出来ない
4.本が裁断できない(デジタル読書家にとってはイタいかも)
5.自分の本棚が寂しくなる

今回はメリットについて書きます。デメリットは後編で。

メリット1.コスト削減

一妻二子、小さいながらも一国一城の主である私自身はこれが一番大きいです笑。必要最低限のものしか買わなくなったので、支出に占める割合がぐっと減りました。
減った分、Webサービスの有料アカウントなどに回すことができ、なんとかやりくりをすることが出来ている感じです。
ただ全く本が読めない状況ではもちろん無いので、読書欲を大幅に制限されることもありません。

メリット2.読書期限の設定
図書館の本の返却期限はどこの図書館でもおおむね二週間程度。この期限がすなわちその本を読み終えなくてはいけない期限と設定されるため、読書のスタイルが「必要なモノをピックアップする」ようになります。

これは文章表現あるいは行間をじっくりと味わいたい小説などには向かないかもしれませんが、ビジネス書・ハウツー本といったジャンルにはとても有効なHACKだと思います。

仮に予約していた一度に本が一度に来て、二週間で一度も開くことが無かった本があっても「自分で購入しなかった」ということがプラスに働き「まあいいか」という気になります。

私の場合、もしそこで「いやどうしても読みたい!」ということになれば、再度予約するか本屋で立ち読みした上で購入することにしています。

メリット3.自分の守備範囲外への冒険
図書館で本を借りる、ということはお金がかからないため、
・今まで自分が全く興味を持っていなかった
・興味はあったけど本を買うまでもない
ジャンルへの冒険が可能です。

私の場合、書店に寄ったらまず自分の興味あるジャンル・コーナーを見た後に、書店全体を回り少しでも目に留まったものは片っ端からメモして、後々読みたい本リストに加え、次に本命本を予約するときに、そのリストから2,3冊ピックアップ、屋欲をするようにしています。

守備範囲外の本に関してはとばし読み程度に読んで、気になるところはメモ書きしたりして、情報をストックするようにしています。
(守備範囲外の本から自分の興味の枠が拡がったことが何度あったか!)

メリット4.自宅の蔵書量削減

これは狭い家持ちの遠吠えかもしれませんが笑、買わない=本の物理的スペースも削減出来ますので、家族からのブーイングもあまり出ることがありません笑。

今回のエントリーを書いた時点で思いついたメリットはこんなものでしたが、これを見て頂いている皆さんの中で「こんなのがあるよ」「私はこう活用している!」などあれば、このエントリーのコメントやTwitterの@付きポストで教えて頂けるとうれしいです。

http://twitter.com/tanakamp

後編はデメリットについて挙げた上で、図書館HACKSについてまとめられればと思っています。

*余談ですが、このエントリーの元ネタはiPodTouchのEvernoteアプリで、食事を作ったり録画した大河ドラマ「龍馬伝」を見ながら書き、そのノートをNotePCにコピーして仕上げました。少しずつですがEvernote活用し始めてます。

2009年10月 1日

下半期開始。そして読書の秋。


今年度も半分が過ぎ、下半期に入りました。

振り返ってみると仕事ではそんなに大規模な案件はなかったものの、いろいろな変化や中小の案件が次から次へとやってきて、整理できないままにこなしてきたという印象があります。

私にとって「整理をする」ということは永遠のテーマであり、課題でもあるのですが、いい加減これに取り組んでいかなければいけないと思っています。
また「実践する」ということについても意識してやっていきたいと思っています。

  • GTDの実践/継続
  • ユビキタスキャプチャーの実践/継続
  • 整理モノの本を読み、自分自身に生かせるところは実践してみる

当面はこれに取り組みたいと思います。

そういうわけで、読書の秋でもありますので、これから読む予定の本を挙げます。

■買ったけどもう一度読む本

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
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情報ダイエット仕事術
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整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣
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■これから買う予定の本

減らす技術 The Power of LESS
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iPhone情報整理術 ~あなたを情報''強者''に変える57の活用法!
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STATIONERY HACKS!
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私はよっぽどのことがない限り本は買わず、図書館で本を借りて読みますので、上に挙げている本たちは自分の中でもっとも興味があり、手元に置いておきたい本たちです。

まずはこの本たちと順に向き合って、自分に取り入れられるところを見いだしていきたいと思っています。

2009年4月 9日

090409リアル書店チェック。

読書術やLifeHack系の本では、ネット書店とリアル書店を使い分けろ、とよく言っていますが、確かにその通りだと思う。

というわけで、仕事で外出したときは昼食どきの合間などに書店に立ち寄っていろいろチェックしています。

昨日はリブロ青山店。リブロはAD CARDもおいてあったりするので結構お気に入りな本屋。
以下、昨日メモした本たちを羅列。





































2009年2月25日

読書メモ:17歳のための世界と日本の見方

本日読了。
17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義
17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義
いつものようにまだ読書メモをまとめ切れていないが、久しぶりにウワっとのめりこんで読んだ本だった。

まとめ切れてないので、ひとまずメモ。

「自己」を知るためには「他者」を知る必要がある。「日本」を知るためには「世界」を知る必要がある。
そういう基本的なことから、歴史は編集の繰り返しであり、宗教もまた編集の積み重ねである。

あーまだ全然まとまってない、、、。でもとりあえずメモ。

2009年2月12日

読書ノートはメインノートと分ける。

勉強術/読書術/Lifehack系の本を図書館で予約して、来た順に読んでは返しを繰り返しているのだが、そんな中で
・英語の勉強
・読書ノートを作る
ことは日々のルーチンとしてやっていこうと今年は心に決めている。

予約多数でなかなかこないので、先日書店で↓の本を立ち読み。



↑の本は既に読んでいて、実践するためにMOLESKINに全て書き留めようと試行錯誤しているが、

  1. そもそも書くことが習慣化されていない
  2. 勉強・読書に関するメモが整理できない
  3. TODOリストが散乱する
といった問題が。
1.はともかくユビキタスキャプチャーを心がけ、3.は別紙でリストを持ち管理するということにして、2.に関しては時系列で書いてしまうと、デジタル索引にするとしても情報が散乱してしまい、まとまりがつかなさそうな状況になっているので、読書ノートと勉強ノートはそれぞれA6ノートで別に持つことにした。

そうすると情報の一元化とはある意味相反してしまうのだが、自分の中で読書メモは読書ノート、勉強は勉強ノート、それ以外はMOLESKINに、という棲み分けが明確になされていればいけるのではないかと考えている(棲み分けがしっかりできるか、というところが最大のポイントであり自分にとっての難敵であるのだが)。

しばらくこの三者体制を継続して様子を見てみようと思う。