2010年2月 3日

図書館HACKS:後編(デメリットとまとめ)

前編からの続き。


ここ4,5年、二週間に一度はかならず図書館に行くようになった私なりに、図書館メインの読書スタイルのメリット・デメリットを仰々しく「図書館HACKS」と題してまとめてみました。

■メリット
1.コスト削減
2.読書期限の設定
3.自分の守備範囲外への冒険
4.自宅の蔵書量削減

■デメリット
1.自分の側にずっとおいておけない
2.読みたい時に読めない(話題、人気図書)
3.本に書き込みが出来ない
4.本が裁断できない(デジタル読書家にとってはイタいかも)
5.自分の本棚が寂しくなる


前編はメリットについて述べましたので、後編はデメリット、それからまとめをしてみたいと思います。


デメリット1.自分の側にずっとおいておけない
本を読んでいたり、または読書とは別のことをやっているときに、「あの本にこんなことが書いてあったな」と思うことはよくあります。

「あの本」が自分のものであれば本棚なり書斎なり倉庫なりから引っ張り出して参照することが出来ますが、図書館で借りた本ではそうはいきません。

当たり前かもしれませんが特に辞書・百科事典の類については、自分になじみのあるものを最低限購入し手元に置いておくべきでしょう。

それ以外の本に関しては、そのジャンルのバイブル的な本や自分が特に思い入れのある本は購入。そうでなければ、本を借りて読んだときにしっかりと読書メモをとり、容易に参照できる状況を整えておくことで対処できると考えています。


デメリット2.読みたい時に読めない(話題、人気図書)
人気のある本は予約待ち人数が多く、人気小説家の新刊などは1000人待ちを超えることもあります。

ビジネス書についてはそこまでではありませんが、読みたいときに読めないことで、その本の「旬」を逃してしまう可能性はあります。

デメリット3.本に書き込みが出来ない
書き込み派の読書家のかたにとってはこれが一番のデメリットになると思いますが、当然借りているモノですから書き込みは出来ません。本の内容を吸収するにあたって書き込むことが自身にとって一番効果的であるというかたにとっては、図書館メインの読書はおすすめ出来ません。

私はこのスタイルをとってからは、
・読んでいて少しでも引っかかったところがあればフィルムふせんを貼ってブックマークする
・読み終わった後に、ブックマークした箇所(および前後)を再読し、必要であれば文章を書き写す
・(こうしてできた読書メモを見返しながら自分の考え、意見、アイデアを追記していく)←これはまだできていない
という形で対応しています。

ちなみにいつも使ってるフィルムふせんは↓です。

3M ポスト・イット フラッグ 透明見出し・エコノパック 6色混合 4.36×1.0cm 683MH
B000IGOFAW

デメリット4.本が裁断できない(デジタル読書家にとってはイタいかも)
iPhoneや電子書籍リーダーで読書をするスタイルの方にとっては、一番のデメリット。まあ借りてきた本ですからね笑。

これからこういう人は増えてくるのかもしれませんね。電子書籍が主流になったら図書館ってどうなるのだろう...。


デメリット5.自分の本棚が寂しくなる
松岡正剛さんの千夜千冊

丸善・丸の内本店の松丸本舗
を見ていると、「こういう本棚いいなあ」とあこがれを抱く自分がいます。
しかしそれを自宅に構築するには借りてきた本では無理です。仮に借りてきた本で自分の本棚を構成したとしても1人最高10冊、期間2週間の「幻の本棚」に過ぎません。
自分の本棚を充実させ、充足感を得たいかたにはこれまたおすすめ出来ません。

まとめ
ライフハック系記事にありがちなまとめになってしまうかもしれませんが、今回、前回のエントリーの内容から自分自身の環境、やり方にあったものをチョイス、アレンジすることによって、図書館というものが色々な意味で皆さんの人生を豊かにしてくれるはずです。

図書館が充実していない地域もあったり、そもそも図書館が遠いという人もいらっしゃるでしょう。勤務先が自宅とは別の自治体という方は、勤務先に近い図書館の活用も検討してはいかがでしょうか(一般的に図書館はその自治体に在勤の人も利用可能)。

特に図書購入コスト、保管スペースなどは日常生活に割と直接的に影響してくるものです。そういった事情によって読書欲、そして読書によって得られる知識、感動といったものを削られることなく、本とつきあっていける。図書館は活用次第でそんな環境作りに大いに一役買ってくれる可能性を秘めていると思います。

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